木津市場(※)は、大阪市浪速区にあります。
民営の卸売市場です。
(※正式名称は、大阪木津卸売市場)
1月9日から今宮戎神社で始まる「えべっさん」こと十日戎。
この「えべっさん」に、木津市場から鯛が奉納されます。
木津市場の献鯛式です。
江戸時代から続く伝統行事となっています。
もちろん、ただ今宮戎神社へ鯛を奉納する訳ではありません。
今宮戎神社へ鯛を運ぶ様子が、イベントとなっているのが特徴です。
鯛を運ぶ行列(献鯛行列)には、今宮戎神社から福娘さんも参加します。
とても賑やかで見応えがある行事となっています。
またこの行列の特徴として、一般参加が可能だという事です。
事前登録が必要みたいですが、誰でも参加可能となっています。
献鯛式の行列参加の受付は、1月5日頃まで。
気になる方は、木津市場へ問い合わせてみて下さい。
今回は、そんな木津市場の献鯛式の紹介します。
何かの役に立てば幸いです。
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木津市場の献鯛式の見所
木津市場の献鯛式の概要
木津市場の献鯛式は、今宮戎神社に鯛を運ぶ行事です。
行列には、チンドン屋さんや福娘さんの参加します。
今年の開催は、平成29年(2017)1月9日。
今宮戎神社の十日戎の宵宮に、行われます。
木津市場の献鯛式の当日の流れは、以下の通りです。
★木津市場の献鯛式の流れ★
10時30分:集合・受付。
11時00分:催事開始。
12時00分:奉納行列の出発。
12時30分:今宮戎神社へ到着。
13時00分:解散。
-終了-
木津市場の献鯛式は、江戸時代に始まりました。
戎様にゆかりの深い一対の大鯛を、ざこば魚市場から今宮戎社に奉納。
そして、大量と商売繁盛を祈願しました。
一時期は中断しましたが、昭和58年に再開します。
現在では、ざこば魚市場流れを組む木津市場が、この行事を受け継いで、毎年今宮戎神社の宵宮に行われる行事です。
この行事の見所は、華やかな行列です。
チンドン屋さんに福娘さんが、参加します。
また、飾り鯛や大阪の伝統野菜、えびす米を乗せた「みこし」も、行列の魅力の1つです。
行列が歩く距離は、今宮戎神社までの約800m。
木津鯛歌を、合唱しながら練り歩きます。
木津鯛歌の歌詞は、以下を参考にして下さい。
◆木津鯛歌◆
鯛じゃ、鯛じゃ、えべっさんの鯛じゃ。
木津の市場のえべっさんの鯛じゃ。
えべっさんの鯛は、目出度い鯛じゃ。
目出度い鯛は福の鯛。
福の鯛で、商売繁盛。
商売繁盛は、えべっさん。
えべっさんの鯛は、木津の鯛。
鯛じゃ、鯛じゃ、えべっさんの鯛じゃ。
-終-
最後に、今宮戎神社の十日戎について、ご説明します。
◆今宮戎神社の十日戎について◆
今宮戎神社の十日戎は、1月に行われる恒例の行事です。
大阪では親しみを込めて、「えべっさん」と呼ばれています。
開催期間は、1月9日、1月10日、1月11日の3日間となっています。
この期間中は、今宮戎神社は、終日参拝可能です。
大変賑わう行事で、約100万人の人が訪れます。
この十日戎の期間に、福笹や熊手を購入して、福のご利益を得るのが、十日戎の目的です。
(※今宮戎神社の十日戎については、こちらを参考にして下さい。
★今宮戎神社の十日戎。えべっさんの福笹や熊手で商売繁盛。)
-終-
大阪木津卸売市場の駐車場
大阪木津卸売市場には、駐車場が存在します。
車で来られる方は、駐車を検討してみて下さい。
大阪木津卸売市場へのアクセス
大阪木津卸売市場への行き方です。
御堂筋・四つ橋線「大国町駅」より徒歩5分。
あるいは、南海線「今宮戎駅」から西へ徒歩8分です。
(周辺地図)